アーカイブ
2016.03.18
福井大学は、2月20日に富山市で開催された「ディスカバリー北陸富山フォーラム」(主催:ディスカバー北陸プロジェクト実行委員会)に参加し、文部科学省の採択を受けた「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」について発表、県内5大学で新設する「ふくい地域創生士」の制度などの取り組みを紹介しました。
このフォーラムは、富山・石川・福井の3県と地方新聞3紙が一体となり、北陸地域の新たな魅力発見と更なる活性化を目指すもの。馳浩文部科学大臣の基調講演の後、COC+に採択された3県の国立大学が、取り組み内容を発表しました。
COC+事業責任者の岩井善郎理事(研究・国際担当)が事業協働地域となる福井県の特色や問題点を明示し、主な取り組みを紹介しました。また、人材育成に関して学生の向上心を引き出すとともに、学生の能力を保証するために設定した「ふくい地域創生士」の制度について説明。大学に加え産業界も認定段階から係わり就職・求人活動の際、学生・企業ともにメリットのあるものにしたいと力説しました。
パネルディスカッションでは、堂故茂文部科学大臣政務官ほか4名のパネリストが「若い世代と創る北陸の未来」をテーマに意見交換を行いました。パネリストとして出席した同大の大橋祐之就職支援室長が、就職支援の取り組みについて説明、行政・企業・大学の立場からそれぞれ意見交換を行いました。
同大では、このような取り組みを通じて、産学官金連携を更に推進するともにCOC+の目標達成のために積極的に事業に取り組むこととしています。